田中産業株式会社社屋増築工事（上越市高田地区）
延床面積：1781m2（増築部分） ／ 構造規模：鉄筋コンクリート造7F ／ 竣工年度：令和元年
総合建設、骨材生産販売、運送事業を営む田中産業グループ本社社屋の増築工事です。
限られたスペースの中で7階建ての高層とすることにより、今後とも発展していく企業形態に柔軟に対応できる社屋を目指しました。
下層階は既存社屋と接続するため、石材調の外壁仕上げとし、統一感と重厚感を持たせ、上層階はアルミパネルの外壁とすることで、軽快さと未来へと飛躍していく企業理念を表現しました。最上階は、広大な頸城平野と山並みを眺望できる快適なコミュニティホールとなっています。
上越環境科学センター（上越市）
延床面積：3717m2 ／ 構造規模：鉄筋コンクリート造3F ／ 竣工年度：平成29年
環境に係わる調査・分析・アセスメント事業を行う検査機関の新社屋です。創立45周年記念事業の一環として、更に品質と信頼性の高い測定分析・調査データを提供することを目指して本事業の計画が始まりました。施設を計画するにあたり、分析・調査・事務空間等の必要機能に対し、シンプルで明快なゾーニングと効率的な動線を重視し、職員の方々が使いやすく快適に働くことのできる職場づくりをしました。また多様な検体を扱う為、クロスコンタミネーションの防止、機器のメンテナンス・更新の容易化、将来の多様化・ニーズの高度化に柔軟に
対応できる施設計画をしました。
外壁をアルミエキスパンドメタルで包むダブルスキン工法を採用し、分析室から外部に出る排気ダクト等を隠しつつ透明感のある外観を演出し、機能性と景観を両立しました。また不足した室面積を拡張するために、跳ね出したコンクリートの外壁が、アルミと調和し外観にアクセントを与えています。
田中産業株式会社社屋（上越市高田地区）
延床面積：2579m2 ／ 構造規模：鉄骨造3F ／ 竣工年度：平成27年
総合建設業、骨材生産販売、運送事業を営む田中産業グループの本社社屋です。
将来の組織編成やニーズ変更にも対応できるフレキシブルな執務空間、窓には熱線反射ガラスを使用することで冷暖房効率の向上を図り快適な職場環境づくりを目指しました。
石材調の壁と天然御影石の床で構成したエントランスホールは重厚感ある落ち着いた空間でありながら、三層吹抜けのカーテンウォールにより明るさと開放感を演出しています。車寄せに設置されたシンボリックな立体トラスのキャノピーは、壮麗さと剛健さを兼ね備えています。
（株）SD建築研究所新潟事務所（新潟市）
延床面積：97m2 ／ 構造規模：木造1F ／ 竣工年度：平成26年
弊社の新潟事務所です。
山小屋のような三角屋根と金属板の外壁仕上げによって、スッキリしつつも柔らかい印象を与える外観としました。
内部は屋根の勾配をそのまま現した開放的な空間になっています。また、本来は下地材であるOSBボードを壁の仕上げ材として使用することで、特徴的な空間をローコストで実現しました。
田辺工業株式会社（上越市直江津地区）
延床面積：1,527m2 ／ 構造規模：鉄骨造2F ／ 竣工年度：平成15年
プラント設備の総合会社です。
ハイテク企業のイメージを建物として表現しました。外壁は、耐候性の高いステンレスパネルのフッ素樹脂塗装品を使用しています。
（株）東光クリエート（上越市高田地区）
延床面積：1,464m2 ／ 構造規模：鉄骨造3F ／ 竣工年度：平成8年
電気、空調設備会社の本社社屋です。
スッキリとした品のある建物を表現する為、外壁のスチールパネルの割付に気を付けました。
旧名立町役場庁舎（上越市名立区）
延床面積：2,225m2 ／ 構造規模：鉄筋コンクリート造3F ／ 竣工年度：昭和61年
人口約3,700人の小さな町の役場庁舎です。
過疎化が進む町ですが、海、山、川の自然の豊かな町です。規律の感じられる品を保ちながら、町民のシンボルとして親しまれる庁舎デザインを追求しました。
旧中郷村役場庁舎（上越市中郷区）
延床面積：2,344m2 ／ 構造規模：鉄筋コンクリート造3F ／ 竣工年度：昭和56年
人口約5,500人の小さな村の役場庁舎です。
妙高山麓の丘陵地に位置する風光明媚な村で、産業は主に、化学工業、観光、農業です。
デザインは庁舎としての堅実性を保ちつつ、村民のシンボルとして親しまれる明るい建物を目指しました。
（株）エスデー建築研究所（上越市直江津地区）
延床面積：221m2 ／ 構造規模：鉄骨造3F ／ 竣工年度：昭和56年
弊社の事務所社屋です。
白いボックス状の建物に、半円形のペントハウスを載せました。シンプルで機能的であると同時に、設計事務所としての個性を表現しています。
全体のプロポーションにも気を付けました。
上越信用金庫（上越市名立区）
延床面積：323m2 ／ 構造規模：鉄筋コンクリート造2F ／ 竣工年度：昭和53年
旧名立町という小さな町に建てられた信用金庫の支店です。金融機関としての社会的役割、安心感を建築のデザインで表現しました。
外部の仕上げは石調の壁を中心に使い、堅牢なイメージでまとめ、内部には、地域に開かれた地元の金融機関らしい明るく暖かみのある空間をつくりました。