関根学園高等学校第2体育館（上越市）
延床面積：1573m2 ／ 構造規模：鉄骨造 2F ／ 竣工年度：平成30年
運動部を中心とした部活動が盛んな私立高校に新設された体育館です。同校は、陸上、野球、スキー、空手、体操、バレーボール等の各種大会で目覚しい活躍を続けています。
高さ制限や既存施設との法規的及び環境的制限等の様々な制約条件のもとで設計しました。梁せいを抑えたラーメン構造を採用することで天井高さを有効活用し、コンパクトな平面計画によって必要面積を確保しました。ア
リーナ、トレーニングルーム、控え室、シャワー室、空手・卓球スペース等から構成され、空調設備も整備した、良好なスポーツ教育環境を実現した施設となりました。また、弊社で設計した既存施設と調和のとれた外観デザインとしました。
学校法人古川学園上越高等学校（上越市高田地区）
延床面積：5744m2(校舎)、2008m2(体育館)、496m2(柔剣道場) ／ 構造規模：鉄筋コンクリート造及び鉄骨造4F ／ 竣工年度：平成27年
創立110周年記念事業として全面改築した、高田の中心市街地にある私立高校です。
住宅が隣接する制約の多い敷地条件の中で、配置計画やゾーニングに配慮することで機能的で良質な学習環境を実現しました。
中庭を囲むように教室を配置することで、十分な採光と通風を確保しました。また回遊性のある廊下は円滑な教室移動を可能にします。1階生徒玄関には、中庭と一体利用できるロビーを設けることで、生徒の多様な活動や交流の場となるように計画しました。
道路に面する校舎の外観はガラス・アルミ・コンクリートで構成しました。シンプルで透明感のある外観は昔ながらの街並みに対して、慎ましくも洗練された印象を与えています。
相川小学校（佐渡市）
延床面積：3,750m2 ／ 構造規模：鉄筋コンクリート造3F ／ 竣工年度：平成26年
佐渡市相川地区の豊かな自然環境の中に建つ小学校です。
外観は瓦屋根や再生木材のルーバーを採用し、佐渡金山の世界遺産登録を目指す町並みに調和した、趣のある外観をつくりました。
内部は中庭のある三角形の平面形状とし、中心に階段を配置することで、明快な動線を計画しています。また、内装は地場産材である佐渡杉を多用し、木のぬくもりがふんだんに感じられる空間をつくりました。
県立高田高等学校（上越市高田地区）
延床面積：9,638m2 ／ 構造規模：鉄筋コンクリート造3F ／ 竣工年度：平成18年
城跡公園の緑の中にたたずむ、伝統と風格のある存在感を目指しました。
内部では、中庭や吹抜けなど、生徒同士の出会いや交流の場を随所にもうけ、有意義で思い出深い高校の3年間を送ってもらえるような場を大切に考えました。
糸魚川市立田沢小学校（糸魚川市）
延床面積：5,707m2 ／ 構造規模：鉄筋コンクリート造3F ／ 竣工年度：平成18年
通風、採光に配慮したH型のプランで、普通教室と管理・特別教室を合理的に配置しました。
中庭やデッキテラス、ビオトープなど、子供たちがのびのびと学び、遊べる場も随所にもうけています。内部はあたたかみのある木質空間です。
宝田小学校校舎、体育館（上越市名立区）
延床面積：3,874m2 ／ 構造規模：木造2F、鉄筋コンクリート造＋木造2F ／ 竣工年度：平成14年
1学年1クラスの、小さな木造の学校建築です。
山並みに囲まれた美しい環境の敷地に、児童の健やかな発育を願って、内外共に木の暖かみと優しさにあふれた学校をつくりました。
10年、20年の時間の経過と共に、美しく環境にとけ込んでいく木造建築の良さを感じられる校舎です。
全日本ウインタースポーツ専門学校（妙高市妙高地区）
延床面積：4,375m2 ／ 構造規模：鉄骨造4F ／ 竣工年度：平成11年
観光地である妙高地区に建つウインタースポーツの専門学校です。観光地の風景にとけ込みながら、ランドマークとしても映えるように、アルプスのロッジを連想させる屋根デザインとしています。
安塚小学校（上越市安塚区）
延床面積：3,862m2 ／ 構造規模：鉄筋コンクリート造3F ／ 竣工年度：平成8年
小さな屋根を幾重にも架け、周囲の山並みを連想させるデザインとしました。
教室を雁行に配置して、全体のスケールを抑え、周辺の町並みと調和させました。
関根学園高校（上越市高田地区）
延床面積：4,841m2 ／ 構造規模：鉄筋コンクリート造＋鉄骨造3F ／ 竣工年度：平成2年
狭い敷地を有効活用する為に、体育館と校舎をロの字型にして、中庭に自転車小屋を設けました。
ローコストでも美しくなるデザインの方向性を探りました。
名立中学校（上越市名立区）
延床面積：2,416m2 ／ 構造規模：鉄筋コンクリート造3F ／ 竣工年度：昭和54年
名立区の丘の上に建つ1学年2クラスの小規模校です。やや狭く、高低差が約3メートルある敷地を有効に活用する為に、体育館をピロティ形式として持ち上げて、下を駐車場及び、給食の厨房に活用しました。